矯正歯科治療について
矯正歯科治療は、歯並びを整えて見た目を改善する審美的な治療ではなく、噛み合わせを改善して歯の機能を取り戻す治療です。また、噛み合わせが整うことで全身のバランスが整って、健康な身体づくりにも繋がります。
心身のバランスが整いやすくなることで、自然に笑顔が増えたり疲れにくくなったりする場合もあります。
矯正歯科治療の効果
矯正歯科治療は、歯の見た目を整えるとともに歯の機能を回復させる治療です。歯並びや噛み合わせが整うと、歯ブラシが隅々まで届くようになり、むし歯や歯周病の原因となる汚れや歯垢を取り除けます。また、歯並びが悪いことに対するコンプレックスが解消されて、口元に自信を持てるようにもなります。
お子さまの場合は、顎の成長を正しく促せることで顔全体のバランスが整って、自然な笑顔を引き出せます。
矯正治療の種類
金属ブラケット
金属ブラケットは、金属のブラケットを歯に装着し、そこに金属のワイヤーを通す矯正方法です。金属の装置は目立ちますが、薄くて耐久性に優れており、コストを抑えられます。また、適用できる症例が多く、歯を動かす距離が長い場合にも対応できます。
金属アレルギーの心配があるため、事前のパッチテストが必要なことや、装着時に違和感が生じることがデメリットです。ただし、装着時の違和感は数日で慣れるでしょう。
セラミックブラケット(目立たない矯正)
セラミックブラケットは、透明感のあるセラミック素材でできたブラケットです。透明のブラケットのため、口を開けたときに装置が目立ちません。さまざまな色のワイヤーの中から、ご自身の歯の色に合ったものを選べます。デメリットは、金属のブラケットと比べて値段が高いことですが、舌側矯正よりはリーズナブルです。
リンガルブラケット(見えない矯正)
リンガルブラケットは、歯の裏側にブラケットを装着する方法で、舌側矯正とも呼ばれます。外側から矯正装置が見えにくいため、矯正していることを周りの人に知られたくない人におすすめです。また、トランペットやホルンなどの楽器を演奏する方でも受けられます。
デメリットは、比較的高額なことや、装着直後に発音がしづらい、異物感があるなどです。ただし、違和感や異物感は2~4週間で慣れるでしょう。
ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正は、上の歯は舌側矯正、下の歯は表側矯正をする方法です。上の歯は矯正装置が目立ちやすいため舌側矯正を選び、下の歯は目立ちにくいため表側矯正を選びます。それにより、総コストを抑えることが可能です。
無料相談行っています
当院では、費用を抑えた矯正や見えにくい矯正、痛みが少ない矯正、1本単位の部分的な矯正など、さまざまな矯正治療をご提案しております。患者様のご希望をお伺いして、ニーズに沿った矯正治療をご提案いたしますので、まずは何でもご相談ください。
また、必ず患者様にご納得いただいてから治療することを徹底しておりますので、何度でもお気軽にご相談いただけるように無料相談を行っております。矯正治療に対する考え方、お仕事の事情など、患者様のご希望やお悩みをお聞かせください。